HOME > トレイルウォーカーについて - 【2008年度】参加者インタビュー - Phil Beagentさん

Phil Beagentさん

トレイルウォーカー体験記

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私たちロイター・ジャパンのスタッフにとって、お客様や同僚のため日々の努力を惜しまないというのは当然のことですが、その中で2007年5月、オックスファム・トレイルウォーカー2007に参加したスタッフたちは、さらなる努力を重ねて100kmのチャリティウォークを達成しました。トレイル・ウォーカーというイベントは、香港で開始された毎年恒例のイベントで、現在オーストラリア、ニュージーランド、そしてイギリスにおいて開催されています。100kmを4人1チームで、48時間以内に完歩すること、そして世界中の貧困から立ち上がろうとしている国々の人々を支援する為に寄付金を募るという2つの目的を持って、2007年、ついに日本でもデビューをかざりました。

ロイター・ジャパンでは、ほぼ全ての部署から合計7チームが参加し、途中重傷ではないながらも、多少の負傷をしつつ、全チームがなんとかゴールにたどり着くことができました。日本のコースは、ゴールまで富士山麓をめぐる、数多くの高低差のある山道をたどって行く最もタフなコースだとされており、富士山はあたかもそのふもとで行なわれているイベントの全貌を見下ろしているように鎮座していました。チームは何週間も前から準備を始め、実際にルートを歩き、出来うる限りのトレーニングを積み、荷物の移動などに関しても様々な事前準備と戦略を練りました。各ウォーカーに対し1名の割合で、サポート要員が配置され、多くの同僚が色々な形でこのイベントに取り組んだ結果、それまで知り得なかった個々の新たな能力や強みを垣間見ることができ、社員たちの結束力は大いに高まりました。

イベントそのものは、終始厳しいものでした。地形は常に変化し続け、森の中、川床、岩の上を、登ったり降りたりの繰り返しでした。100kmという距離であることを踏まえ、チームは立ち止まることなく何時間も歩き続けなければならず、ゴールする為には漆黒の夜道の中でも歩き続けなければなりませんでした。さらに、悪天においても私たちは歩き続けました。初日の夜半に発生した濃霧の中では、強力な懐中電灯をもってしても2メートル先も見えず、しかも強風まで吹いてくる始末・・・。翌日の朝から昼過ぎに太陽が出るまでには、激しい雨にも見舞われました。このような状況の中でも、チームは精神力を保ちながら歩き続けました。

サポート隊も各チェックポイントで私たちの必要なものを用意し、激励してくれました。これでチームはサポート隊とすばらしい相互連携を果たすことができました。道すがら、顧客のチームと出会い、一緒に歩くこともありました。ロイターのロゴを見て、ロイターのチームとわかると直ぐに言葉を掛けてくれました。その中で最も印象的であったのは、ロイター・チームが通過するのを見て、「ロイターのニュースは君たちより速いぞ!」と叫んでいたり、そして、ロイターの調査レポートについて議論をするという場面もありました。

イベントを通じての地元の方々との出会いも、非常に心温まるものでした。畑や庭で作業している地域住民の皆さんも私たちに励ましの声をかけてくれ、しかも食べ物を供してくださることもありました。この週末を通し、チームとサポーター、参加者と主催者、イベントのサプライヤー、地元住民の方々の間には多くの信頼関係が築かれたと確信しています。

このイベントに参加し、100kmを歩ききったという個人的な達成感の上に、国際協力チャリティーのために寄付金を集めたという達成感もありました。私たちのチームは、約150万円近くの寄付金を集めることができ、さらに最終締切日まで少しでも増やそうと努力し続けました。チームワークや更なる達成力を高めようとしている話はどこの組織や企業にも多々ありますが、トレイルウォーカーはそれを実践する場として、イベントに関係した全ての人々の思いを取り込んだ草の根の活動として一つのすばらしい実例だと思っています。


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