■参加したきっかけは何ですか?
不純な動機ですが、ダイエットです。ここまで自分を追い込まないときっと運動もしていませんでしたし、もっと自分を嫌いな人生を送っていたのだと思います。登山のトレーニングを始めてから2ヶ月で5kgやせました!でも、100km歩いた後に体重を量ったら、たったの500gしか減っていなかったんです!
■参加前に体力の不安はありませんでしたか?。
めちゃめちゃ不安でした(笑)。本当に冬にスノーボードをする以外は、登山も運動もしていなかったので。私の会社は7Fなのですが、参加する前の2月頃に、初めて試しにエレベーターではなく階段であがってみたのですが、なんと2Fできつくなって、心臓がバクバクいって、何回も途中で止まってしまいました。しかも、チームの中で私だけが女子メンバーだったので、他のメンバーみんなも登山の経験がないとはいえ、確実に私がネックになるだろうなぁとは思っていました。
■どのくらいどのようなトレーニングしましたか?
2月上旬に初めてのトレーニングとして陸上競技場のトラックを15分走ったり歩いたりしました。この時点で息があがりまくってました。中旬になり、市街地の平坦な道路を12kmほど歩きましたが、この後2日間筋肉痛でした。
3月末にも同じく平坦な道路を30km歩きました。このときもやはり、2日間ほど筋肉痛でした。 4月上旬に初めて640mほどの弥彦山に登りましたが、2合目で既にかなりの休憩をとってしまいました。4月中旬には、夜の弥彦山を登りました。初めてヘッドライトをつけて練習しました。4月下旬には、夜に別の山を歩きました。
いよいよ直前の5月上旬、1300mの粟ケ岳に最初で最後に4人で歩きました。この登山は大きな自信になりました。
あとは日々会社の7Fまで階段でなるべくあがるようにしました。
■どのような持ち物を用意しましたか?(装備や当日の食べ物、飲み物、衣類など)?
私はバッグを持って歩くほどの余裕はなかったので、雨具などは別の男子メンバーがもってくれました。私のバッグの中は、チューブ式になっているドリンクパック位でした。当日の食べ物は、私たちは毎回かなり遅めにチェックポイントに入っていたので、用意して頂いていたものはすでにあまり残っていない状態でした。
でも、新潟からサポート隊が全部で7名来てくれて、玄米おにぎり、バナナ、みそ汁も!現地で作ってくれました。あとは、歩いているとよく汗をかくので、モンゴル産の岩塩、エネルギー補給のゼリーなどは持ち歩いていました。飲み物にはアミノバイタルを溶かして飲んでいました。衣類はアウトドア屋さんで売っているとても軽いけど、保温性のある雨具、スノーボードで着ていた軽いけど風を入れないジャケット、ナイロンパンツの下に、足の筋肉をサポートする機能のあるタイツをはいていました。
■ファンドレイジングをどのように行いましたか?
チームリーダーの鳥羽さんのもと、映画上映会や他のイベントの時に、パワーポイントや直接説明させてもらって募金を募りました。また、会社で会社の人にも協力を呼びかけました。(鳥羽さんの体験談はこちらをどうぞ)
説明したときに、なかなか主旨がわかってもらえず、何で歩くの?何で募金集めてるの?と言われ、歩くのはただの自己満足なんじゃないかと思われたこともあったかと思います。でも、100kmを歩く熱意が伝わった方は募金をしてくれました。
■夜は/睡眠はどうしていましたか?
1日目は夜11時頃着いて、その後睡眠を1時間とりました。2日目は夜8時頃着いて、睡眠を1時間とり、この2日間で睡眠は合計2時間でした・・。
■100kmを完歩できるという確信をもったのはいつでしたか?
最終チェックポイントを過ぎて、富士山が見えたくらいでしょうか。
■どこが一番辛かったですか?またそれをどう乗り切りましたか?
辛かった場所は一番がたくさんありすぎて・・・。金時山は難関と言われただけあって大変でした。頂上で暴風雨&雷にあい、その間下山してきました。また、どこだったか忘れましたが、ひたすら続くアスファルトの道で泣きそうになりました。足のクッションがなくなって、道路から直接衝撃が足にきて、何回も休みました。
100km歩いている時は、私が一番ペースが遅いので、先頭にしてくれました。でも私は意外と下るのは早くて、みんなにちょっと待てと言われたくらいでした。でも常に4人一緒でした。それだけは事前に決めていたんです。そして先頭になった人は必ず、後ろの人たちのために、足元や頭上の様子を、たとえば『上に枝ありま~す』とか『下に大きな石がありま~す』、『段差がありま~す』と伝えるようにしました。
■サポート隊にはどのような面で助けられましたか?
サポート隊がいなかったら、私達は1日目でリタイヤしていたと思います。地元の新潟で練習する時も、おにぎりを持ってきてくれたり、途中にあるサポート隊の家でごはんを食べさせてもらって元気をもらったり、そして練習でも本番でも体にいいものを選んでくれて、現地で調理してくれて、マッサージのやり方もプロに習ってきてくれたりと、本当に精神的にも身体的にもサポートしてくれましました。
■感想として、イベントの後の渡辺さんのブログをご紹介させていただきます(以下引用)。
みなさ~ん、もうご存知の方もたくさんいると思いますが、1週間前の今日スタートした48時間以内に山道100キロを歩くOxfam主催イベントに、無事にチーム4人でゴールできました(^o^)v
日曜にゴールしたあと、ずっとこの感動を皆さんに伝えたかったのですが、あまりにたくさんの事を体験してしまい、何からお話したらいいのか考えているうちに、とうとう今日になってしまいました(^_^;)
いやぁ…大変でした…。
今まで平地では30キロほど、山登りでは標高1300mの粟ケ岳を約10キロ歩いたのが最高だったので、そこを越えたら自分はどうなるのか?他のメンバーもみんな未知の世界だったと思います。
一日目からすでに想像を越えてしまった厳しさでした。
2日間で睡眠時間は合計2時間。あとはひたすら歩く…。登りがきつい時は20センチずつ位しか前に進めません。
山頂での大雨や強風、眠気や足の痛みとの戦い、真夜中にヘッドライトだけで霧の中歩いたこともありました。
みんな極限状態でした。
でもゴールできたのは、現地のボランティアの方、新潟から現地まで来て色々とサポートしてくれた方、新潟からメールで応援してくれた方、そして、いつも私のペースで一緒に歩いてくれ、声を出して励ましてくれたメンバー3人のおかげだと思います。
精神的にもつらい状況の中、みなさんの励ましで足を少しずつでも前に出すことができました。多少(多少ではないかも)の体の痛みなんて気力でカバーできるんですね☆
最高の体験でした!
地獄のあとの天国。
感動感動の3日間でした!
自分の限界を決めてるのは自分自身。本当に身をもって感じました。
誰もが無理だと思ったって、できる、やると思い続けること。想いがあれば、自然と仲間ができ、道は開けてくるんですね!
まだ体の疲れ、痛みは残ってますが、あれを乗り越えられたから、ほとんどの事は苦にならないと思います。あのつらさと比べれば…。
実はまた来年も出たいなぁとちょっぴり考えています。
みなさんどうですか?♪
そして今回現地までサポートしてくれた皆さん、仕事を終えて新潟から現地まで車で来て、皆さんも初めての事だらけで、しかも私達がいつ各チェックポイントに着くか予測できない中、いつもいつも臨機応変に最高のサポートをしてくれたことがどんなに私達の励みになったことか…(T-T)。
皆さんが現地にいなかったらあれほどの感動がなかったし、ゴールもできなかったかもです。
本当にありがとうございました。
みんなで作った感動、一生忘れません。
以上、とっても長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。